はじめに
キャンプ車といえばランクルを想像する人も少なくないと思います。また逆に4WDといえばキャンプを想像する人も多いでしょう。
そのイメージがある一方で、SUVというのは意外と荷室容量が狭いというのが定説です。
ミニバンと比較してしまうと、車内空間は制約があるということは紛れもない事実です。
プラドの荷室についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、興味のある方は是非参考にしてください。
かく言う我が家のプラド(7人乗り)も、三列目シートまで使用すれば荷室空間はこの有様です↓
3列目シートを使わなければ普段使いに困ることはそうそうありませんが、ファミリーキャンプのような場面を想定した積載では、考えなしだと痛い目を見ることになります。
先日のプラドの荷室寸法計測を行った記事を元にしながら、キャンプグッズの積載について考えてみましたので、興味のある方は参考にしてみてください!
一つの正解があるわけでは無いですが、プラド乗りの間では”積載テトリス”とさえ呼ばれている儀式です。キャンプグッズが多種多様なためあくまで一例に過ぎませんが、我が家の積載を紹介していきます!
積荷リスト(3人家族キャンプを想定)
今回の想定は、
- 3人家族でのキャンプ(大人2人・1才児1人)
- 一泊二日予定
- 席次:運転席:パパ、後部座席:ママ、子ども(チャイルドシート)
- (可能なら)ベビーカーも持っていきたい!
- 冬以外の季節(=ストーブ不使用)
- ・お座敷スタイ
こんなコンセプトのキャンプスタイルを作ってみたいと思います。
積荷
にわかキャンパーのくせにブランド物で揃えてしまいました
(悪い癖ですね(笑))
寝袋(Snow peakグランドオフトンダブル1600×1、グランドオフトンシングル1000×1)
子どもがまだ小さく、驚くほど寝相が悪いのでマミー型ではなく、お布団タイプの寝袋にしました。
下限温度も余裕があり、必要なければ掛け布団は省略でもいいと思ったのでこれでオールシーズン行ってみたいとともいます。
テント:Snow peakランドロック
言わずと知れたスノーピークの大型ツールームテントですね。
室内で立てる高さがほしいので、こちらにしました。
・テントインナーマット(Snow peakランドロックインナー用×1/アメニティドームMインナー用×1)
ランドロック用のは用法通りにランドロックのインナーテントに敷いていこうと思います。
アメニティドームMは前に使ってたのがあったんですが、お座敷スタイルのリビングとなる前室にこちらを使ってみようと思っています。
Ujack ソフトコンテナ60L×2、30L×1
今回ポイントになるのはこのコンテナです。特に60Lサイズはプラドの荷室奥の空間の横幅(タイヤハウス部)にジャストフィットします。以前はハードコンテナだったんですが、ソフトコンテナのほうが色々と融通がきくので、圧倒的に使いやすいです。
Blackエディションのプラドにちなんで黒で統一してみましたが、カーキやベージュなどの定番カラーもラインナップされていますので、お好みのカラーをお選びいただけます!
銀マット
断熱性を考慮して15mmとかなり厚手のタイプの銀マットを2枚用意しました。
Snow Peakフォールディングシェルフロング竹
本来はキャンプ用のテーブルが欲しいところですが、自宅でもベンチとして使用しているこちらのシェルフをお座敷スタイルのテーブルとして持っていこうと思います。
DODジミニータンク(ウォータージャグ)
キャンプグッズを主に黒とカーキで揃えたくて、こちらのタンク10Lにしました。
今回キャンプグッズを見ていて思ったのは、DODのキャンプグッズが個人的にはどストライクなことが多いってことです!(笑)
DODマヒャドイナフスキー(クーラーボックス)
こちらはリンクが貼れませんでしたが、DOD公式サイトで購入しました。
ベビーカー(Combi)
Snow PeakエントリーFDチェア
キャンプ初期に購入したものになります。その後はもっと小さくなるHelinoxタイプの椅子を買ったんですが、こちらもついでに積んでいきます。
以上のものを積んでいきます。
ソフトコンテナの中身(小物類)
なお、ソフトコンテナの中身はそれぞれ下記の様になっています。
①ソフトコンテナ(60L):食器・カトラリー・クッカー・常温の食材
②ソフトコンテナ(60L):火消し壺、トング等焚き火用小物、カセットボンベ2本、リビングシート、焚き火シート
③ソフトコンテナ(30L):キャンプの最初と最後に使う道具類(レジャーシート:荷物置き場、ウエットティッシュ、キッチンペーパー、湯沸かしセット)
早速積んでいきます。
実際に積んでみた
①銀マット・インナーマット(アメニティドームインナー用)・フォールディングシェルフロング・ソフトコンテナ×2
まずは四角い積載物を置くから積んでいきます。キャンプ場で降ろしていく順番を考慮して、とにかくテント(ランドロック)が一番手前に来るようにしたいと思ったのでそれ以外で四角いものから奥に積んでいった感じです。
銀マットは少し隙間があるので、細々としたものは個々に差し込めるかも知れません。
ソフトコンテナの両脇にもスペースがありますので、後ほどこの空間も利用します。
②テント(ランドロック)
左手前にランドロックを入れました。幕とフレームが別ケースなので割とスペースを取られるので注意しましょう。
ランドロックを入れたら左側にはスペースはほとんどありません。
シンデレラフィットですな。
③ソフトコンテナ・グランドオフトン(マット)・インナーマット(ランドロック用)
ランドロックの上にソフトコンテナ(小:30L)とインナーマット(ランドロック用)を載せ、先程のコンテナ(60L)の左側のスペースにグランドオフトン用のインフレータブルマットを配置します。
④ベビーカー・グランドオフトン(掛け布団)
子どもとママは後部座席ですので、助手席も有効活用です。
グランドオフトンの掛け布団が結構嵩張るんですが、助手席に置くのがちょうど良さそうです。
大物は大方積み終わりました!
後はDODのハードクーラーボックスが入ればOKです。
少し位置を調整して、ピッタリフィットです。
一番上はランドロックのインナーマットです。後方視界を遮ってしまうので、できれば最後部に押し込みたいところですね。あるいはグランドオフトン敷き布団を横にずらして行くしか無いでしょう。
マヒャドイナフスキーは底面の横幅は58cmですので若干窮屈ですが、問題なく置けそうです。上の空間には着替えとかも問題なく入りそうですね。
まとめ
割とかさばるキャンプグッズを揃えてしまったんですが、なんとか入りました。
寝袋がマミー型で、テントももう少しコンパクトになるタイプのものであれば、もっと積載には余裕ができると思います。
冬キャンプなどに対応するために、ストーブなどを積むのであれば、
- ヒッチカーゴの搭載
- テント・シュラフの小型化
などが必要になってくるでしょう。
また、ベビーカーを必ずしも持っていかなくて良いのであれば、更に積めそうです。
子どもが小さいうちは本格的な冬キャン予定は無いのですが、今後少しずつ充実させていきたいと思います。
以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!