冬場はエンジンオイルが冷えて粘性が上がったりするので、エンジンがかかりにくくなる条件が多いです。シートヒーターやデフロスターも使いますしね。。。
冬のバッテリー上がりはなんとしても避けたいトラブルの一つですので、極寒の中「あぁっ!エンジンかからないっ!!」みたいなことが無いように、バッテリーチェックをしてみました!
とっても簡単ですし、電圧計一つあればいいので、みなさんもぜひ一度愛車のバッテリーを診てあげましょう!
目次
はじめに
クルマのバッテリーというのはいろんな仕事をしています。
中でも最重要の仕事がエンジンの始動です。
クルマのエンジンをかけるときの
キュルキュルキュル・・ブオン!
というこの音の「キュルキュルキュル」の部分です。
これはセルモーターと呼ばれるモーターを電力で動かして、これによりエンジンを回転させて始動を行うという仕組みになっています。
いわゆる「セルを回す」という行為のことです。
この際のセルモーターの駆動には比較的大きな電力が必要になり、バッテリーの電圧が低下していると、十分に「セルを回す」ことができなくなるため、エンジンがかからなくなるという寸法です。
また、寒い時期というのはエンジン内の潤滑油(エンジンオイル)が低温のため粘性が高く、始動時の回転抵抗が大きくなるため、夏季と比べて始動時により多くの電力を必要とする可能性が高いです。
バッテリーがあがってしまい、エンジンがかからなくなってしまうのが最悪の状態ですが、実際にはその前駆症状としてエンジン停止状態でのバッテリー電圧の低下を確認することができます。
今回は自分でできるバッテリー電圧の確認方法を紹介していこうと思います。
初心者向けの記事になります!
やったこと無い!って方もぜひこの記事を読んでチャレンジしてみてくださいね\(^o^)/
方法
使用物品
とりあえず電圧計(デジタルマルチテスター)だけあれば大丈夫です。
↑私が使ってる電圧計です。↑カードタイプで薄いのと、検電針の先端が少し長めなので、使いやすいですよ!!
自動車バッテリー以外にも色々使うこともできますので、一台持っておくと何かと便利ですよ(^o^)
不安な方はゴム手袋等の絶縁手袋があると安心でしょう。
チェックのタイミング
走行直後のエンジン停止状態では、充電された電圧ですこし高めに表示されることが多いので、少なくともエンジン停止後1時間以上は経過した状態で計測するようにしています。
おすすめは朝の出勤前や、仕事終わりにエンジンをかける前にチェックすると良いと思います(^o^)
※エンジンがかかった状態での計測は、バッテリーの電圧+オルタネーターでの充電が加わった電圧になります。こちらはどちらかというと、オルタネーターでの充電能力をチェックするイメージですので、今回はなるべくシンプルにするため省略します♪
ボンネットを開ける
ボンネットオープナーのレバーを引いてボンネットを開けます。
大体運転席の右下足元周りにあります。ガソリン給油口のオープナーと隣接していることもありますね。
たまに「自分でボンネット開けたことない」って方を見かけますが、やはり自分の車のエンジンルームは時々チェックしてあげることをおすすめしますよ。
ボンネットオープナーを引くとこんな風にボンネットが浮きますので、隙間から手を入れて、奥のレバーを引き上げながら、ボンネットを持ち上げると開きます。
バーがありますから、ボンネットが落ちてこないように支えましょう。
バッテリーターミナルのカバーを開ける。
少なくとも国産車であれば特に工具は必要ないことが多いです。時折外車などでバッテリーへのアクセスがめっちゃ大変なクルマもあるみたいですけど、このヴィッツや86なんかはとても親切な位置にありますね。プラスチックのツメがついているので、そこを浮かせながら持ち上げれば開きます。
電圧計を直流・〜20Vに設定する。
このクルマは12Vのバッテリーですので、電圧計のスケールを直流電圧の20Vに設定しておきます。
ターミナルに端子を接触させて計測!
あとは赤線を赤(プラス)ターミナルに、黒線を黒(マイナス)ターミナルに接触させることで現在のバッテリーの電圧が計測できます。
なんと12.48V!!(2021年12月19日)
下がっとるやないか!
12.5V以上あれば正常と言われていますが、わずかに下回っています。
始動には最低でも12Vは必要といわれています。もうエンジンかからないよ!ってレベルまでは無いですが、ちょっと弱っているのでしょうね。
チョイ乗りばっかりしているので、十分に充電されていないのも頷けます。
まぁ、このクルマに関してはほんとに近所への移動しか使っていませんので、正直止まったら止まったで、その時考えればいいクルマになっています。
ということでうちではもう少しこのまま乗っちゃいます(笑)
ぶっちゃけ年末は出費が多かったもので、、、
少し長時間走行で充電できるか試してみようかな??
※ちなみに86は12.5V以上ありました\(^o^)/ (2021年12月21日)
確か86は今年の車検のときに替えたかな?
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事をみて「自分もやってみようかな?」と少しでも思っていただけたら嬉しいです!
また、バッテリーの充電は、アイドリング回転数では実はオルタネーター(発電機)の発電量が消費電力を下回ってしまうこともあるらしく、家の駐車場で30分アイドリングってだけではあんまりバッテリーは復活しないこともあるらしいです、、、
やっぱりクルマは時々で良いからしっかり長距離乗ってあげることが重要ですね!
人もクルマも適度な運動を!
週に3回・1万歩って感じでクルマも週に1回50km!みたいな感じかな?(笑)
エンジンオイルとか、ブレーキパットも重要ですが、バッテリーが弱ればそもそもエンジンかかりません!
冬支度の一環として、バッテリーチェックもお忘れなく!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
プラドはまだまだ納車から一年も経たないので、チェックはサボっちゃいましたが、大丈夫でしょう。また見ておこうっと。