久々の投稿です。
先日の台風14号はなかなかの規模でしたね。
幸い我が家では大きな被害もなく、無事に過ごすことができました。
被害に遭われた方々の早期の復興をお祈りしています。
はじめに
台風に備えては、たくさんの対策があるかと思います。
窓の養生・雨戸を閉める・外に出しているものを収納する。
食糧の備蓄、水の確保、予備電源、ラジオ等の防災用品の確認…etc
たくさんの準備がある中で、ウチが最初にやったのは、、、
GTウイングの保護でした。
このウイング、汎用ではなく86(ZN6)専用の結構高いやつなんで、正直言って車体より大事です(笑)
もう生産終了してるみたいだし。。
さすがに家族にも呆れられる結果とはなりましたが、お陰で大事なウイングは無事でした。
さて、話はそれましたが、このウイングは二段階の角度調整機構付きです。
装着時にショップの方から「とりあえず角度は寝かせた方の設定にしときますね。」
と言われるままにつけてもらった状態から、特にいじっていませんでした。
今回ウイングの脱着に伴い、角度を立てた方に変更しましたので、ここにご報告いたします。
角度調整方法
必要物品
下記を使用します
- ・8mmレンチ
- ・T型トルクスネジ(いじり止め対応)
- ・ウエス
- ・(友人)
私はこれ使ってます。
特にTONEのラチェットドライバーセットはいろんな用途に使えるし、ラチェット仕様で作業効率もいいのでかなり気に入っています。
トルクスネジはいじり止めのとっきがあるタイプが採用されていますので、工具の真ん中に穴の空いたタイプが必要になります。
1人でできないこともないですが、ボルトを緩めたウイングを支える係と、ボルトを締める係を分けておいた方が、不意にウイングやトランクを傷つけてしまうリスクは低減できるかと思います。
作業内容
①赤丸で囲ったところにボルトが締まっているので(写真は角度調整後です)。こちらを外して、
②後方のボルトは緩めるだけでOKです。
③角度が動かせるようになりますので、黄色丸で囲ったボルト穴に締め直せば完了です。
前方のボルトの取り付け穴が二箇所あるので、こちらの穴(黄色)でボルトを締めれば、角度が変更できます。
意外と簡単!きちんとボルト締結はダブルチェックで確認しましょう。
ボルトや工具でウイングに傷をつけないように適宜ウエス等で保護するのを忘れずに!
角度変更後のレビュー(ダウンフォースは如何に!?)
見た目じゃ全然わかりませんね。
リアウイングをより効かせる角度に調整し直したわけですが、その感想としては、、、
高速域では結構効いてる、、、、?
って感じです。
法定速度の60km/hくらいでは全くわかりませんが、120km/hを超えたあたりからなんとなく車両の安定性が増してくる感じがします。
140〜150km/hでは普通の車両は風圧の影響やリアのリフトを如実に感じますので、しっかりとステアリングを両手で保持しないと怖い感じでしたが、ウイングを立ててからは、同じ速度域でもそこまで緊張してステアリングを握らなくても済む印象です。
風洞できちんと測定したわけではないのですが、思った以上に効果が感じられて、満足しています。
理屈で言えば、こんな非力な車ではウイングの空気抵抗によるネガティブの方が大きい気もするんですが、楽しいのでしばらくはこのまま行こうと思います。
プチチューニングですが、こういうのも自分でやると楽しいですね。
最後になりますが、たかがウイングの調整といえど、ボルトの締結が甘く、走行中の脱落などがあれば思わぬ危険をまねくこともあります。
くれぐれも作業は慎重に!自信のない方はお店に依頼しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!