はじめに
先日私の元に返ってきてくれたVitz RSですが、H22年(2010年)式と既に納車から10年以上が経過した高年式車になります。
幸いなことに機関・駆動・懸架等の走りに関わる各装備は好調なままです。
ですが、先日紹介したウェザーストリップもそうですが、やはり各所に経年劣化が目立つようになってきております。
そして内装も例に漏れずといった様子です。
一見するとキレイな様にも見えますが、よく見てみると、、、
ステアリングの革が剥がれちゃってます!!!
これが許せないんです、私。あるいは手垢でテカテカの状態のステアリングも気になります。
エクステリアや、走りに関わるパーツももちろん大切です。
ですが内装も見た目の印象を大きく決めます。中でもステアリングというのはやはり運転中に一番目につき、そして手に触れる機会も最も多い部分です。
ここが色あせたり劣化してるのって、乗車中も常に感じちゃうんですよね、、、
しかも、ハンドルを切る度にこの剥げかけた革がポロポロと剥がれていきます、、、
これがなんとも許せない。
なんとかしたい!
ということでハンドル交換orハンドルカバーの選定に入りました。
ハンドルカバー選定
基本方針
ここで大前提なんですが、本来的には私はハンドルカバーは反対派です。
あの、純正の内装の統一感を崩すのがとてもはばかられるからです。
できる限り純正の意匠は保つというのがいつも私が最優先しているしているコンセプトですので、明らかに目立つハンドルカバーを選ぶのはちょっと抵抗があります。
実際、86やプラドでハンドルが古くなったら、これを機に迷わず社外製の小径&純正形状のステアリングに交換するでしょう。
これが一番私の趣味に合う方針です。
とはいえ今回検討するのは買い物車としての位置づけのヴィッツのハンドルですので、コストをかけすぎないというのも重要なポイントになります。
ですので今回の選定範囲は一応社外品の純正形状ステアリング〜汎用ステアリングカバーまでを幅広く検討することとしました。
候補① ステアリング交換(純正形状タイプ)
第一候補はこれ↓
ご存知の方も多いでしょう。高品質で有名なREALのステアリングです。ハンドルごと交換するパターンで、エアバッグやスイッチ類は既存のものを引き続き使用できます。言うまでもなく最も確実に純正デザインを崩すことなくドレスアップすることができます。ただしこれと同時に最もコストの掛かる方法であるのも自明です。
また、純正の状態ではステアリングとシフトノブがオレンジステッチのデザインで統一されており、これがとても気に入っていました。
REALでいくと、シフトノブも同時に交換したくなるんですが、このプランでいくと、オレンジステッチは残せない(黒×カーボンになる)のが気になる点です。
↓REALのシフトノブ↓
結論から言いますと、今回はこちらの候補①は不採用としました。
理由としては、
- 値段が高い!(32,000円〜49,000円)
- オレンジステッチがない
- デザイン統一のためシフトノブ(8,800円)も同時交換したくなる、、
という理由になります。
正直言って、妥協です。
価格を無視すればこれが最善であるのは間違いないです。
しかし同時交換で50000円オーバーというコストは、セカンドカーならぬサードカーとして存在するこのクルマに対しては明らかに予算オーバーです。。。
ということで泣く泣く却下です。。。
候補② レザー巻きかえ
第二候補はこちら↓
トリコローレというメーカーのDIY巻きかえキットです。
車種別専用設計になっており、初心者でもきれいに巻きかえができるように作られており、とてもありがたいことに純正同様の黒革×オレンジステッチというデザインも発売されていました。
また、価格もステアリング交換(30,000〜50,000円)と比較しても13,000円程度と手頃になるので、これはDIYでの巻替えも含めいい経験になりそうだと思い、こちらもかなり気になりました。
こちらに関しては、ハンドルは既存のものをそのまま使用し、上からレザーを巻きつけ、ステッチを自分で縫縮するタイプのものでした。
かぶせるレザーの内面に両面テープを貼付するようにもなっているため、装着したレザーがずれる心配はほとんど無いと思われましたし、デザインに関しても純正とほぼ同様の色合い(黒レザー×オレンジステッチ)を選ぶことができそうでした。
価格も13000円程度と、ステアリング交換に比べて現実的な価格帯と思います。
「これは良い!」
と思ったのですが、検討に検討を重ねた結果、、、、
今回は不採用とさせて頂きました。
理由としては、
- 取り付け作業に1〜3時間程かかる
- やはり13000円は安くない
というのが主な理由です。
13000円は絶対的に無理な価格ではありませんでしたが、作業時間がやはりネックでした。
ネットでDIYで作業した方のレビューなどを参考にすると、やはり3時間位かかっているみたいです。自分も相当こだわるタイプですので、やはりそのくらいの時間をかけてしまうんではないでしょうか、、、
それを前提に、実際に妻の立場になって想像してみました。
初めての出産・育児
子どもはまだ1歳未満で目が離せない。
夫は平日はいつも昼間は仕事。家に帰っても急な呼び出しで突然いなくなる。
夜中は夜中でやっぱり私(妻)が主に起きる。
先週の週末は両親へ子どもを見せに夫の実家に帰省。
自分はコロナで最近全然出かけていない。
そんな中、ようやく夫も休みになったある日、今日こそは二人で子育てができると思った矢先、、
「ハンドルの革の巻きかえに3時間外行ってくるわ」
、、、、、言えない。とてもじゃないが言えない。。
きっと奥さんは許してくれるだろう。だけどそれは人として踏みとどまるべきでしょう(笑)
ということでこちらのメニューも泣く泣く却下としました。
※実際にはこちらの商品はかなり気になっているので、保留という扱いにしています。
候補③ 汎用ハンドルカバー
ということでこれまで敬遠してきた汎用ハンドルカバーを渋々検討することになりました。
ですが先述した通り個人的にはこのハンドルカバーというのがやっぱり苦手です、、、
主な理由としては、
- デザインが元々の内装に馴染まない
- ステアリングが太くなる
- ハンドルカバー外周がステアリングから少し浮くので、ステアリング操作が不安
デザインが崩れるのももちろん大問題なんですが、更に気になるのが、ステアリングが太くなり、また握った際に明らかに中のステアリングとカバーの間に隙間ができてしまうことです。これによりステアリングを握った感触がとても不安な状態に感じるのです。
- 握った力が伝わらない。
- そして路面からの入力(ステアリングインフォメーション)が感じられない。
これらの理由からよくあるタイプのハンドルカバーはどうしても装着する気になれませんでした。
そんな中、ふとカー用品店で見つけたのがこちらの商品です!↓↓
ボンフォームから発売されるネオフィットと呼ばれるハンドルカバーシリーズです。
こちらの商品の特徴は、形状維持のワイヤーが入っておらず、伸縮性のある帯状の生地をステアリングに巻き付けることで、従来のハンドルカバーに比べてフィット感を改善した商品になります。
従来の形状維持タイプのハンドルカバーはステアリングの外周部分が浮く(理由3)のがとても気になりましたが、ネオフィットハンドルカバーであれば、カバーそのものが伸縮性でハンドルに巻き付くので、ステアリングカバーの外側(握る部分)が浮く心配がありません。
また、生地自体も伸縮性のある素材で、極端に分厚いわけでもないので、ステアリングがあまり太くならないという特徴もあるようでした。
とりあえず最重要な操作性という部分で良さそうでしたし、何より価格が安い!
なんと約1000円です!
これならすぐに取り付けられますし、とりあえず現状のボロボロハンドルに対する応急処置としてはイケるかもしれない!
値段的にも少々失敗しても公開しない!
ということで今回はこちらのBONFORMさんのネオフィットシリーズのステアリングカバーを購入することにしました!!
実際の商品ですが、こんな感じのパッケージで、いわゆる従来のハンドルカバーとは概念から違うのがわかります。生地もそんなにゴワゴワする感じではなく、手触りも良かったです♪
近日中に早速装着してみたいですね♪
まとめ
厳正なる審査の結果、高年式ヴィッツのボロボロ革ステアリングへの応急処置プランが決定しました\(^o^)/
↓ボンフォーム ネオフィット カーボン↓
とりあえず握る度にモロモロが手につく状況は打破できると思います。
取り付け・使用感に関しては、別記事で紹介しようと思います!
ひとまずは私の中での商品選定をご紹介させていただきました。
皆さんのハンドルカバー選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
REALステアリング(純正交換タイプ)
↓REALのシフトノブ↓
トリコローレ DIY巻きかえキット