目次
はじめに
久々にアドブルー(AdBlue)ネタです。
国内で販売されているクリーンディーゼルエンジンの多くに必要なアドブルーですが、これまでにも色々な記事を投稿してきましたが、今回はまた違ったお話です。
今回はエコツーライト(Eco2Lihgt)についてです。
アドブルーの規格を満たしつつ、更にその中から特殊技術を用いてトリウレットという不純物を取り除いた“エコツーライト”という商品があるようです。
以前これに関するコメントも頂いたことから、気になっていました。色々と調べていったところ、謳い文句が本当であれば、なかなかメリットのある商品だと考えましたので、今回我が家のプラドに使ってみようと思い、入手に至りました!
せっかくなので、紹介記事にしてみたいと思います。
この記事を読めば、
- 尿素SCRシステムの持病“DPF詰まり”とは?
- エコツーライトって何?とAdBlue(アドブルー)との違いは?
- どこで買えるの?
こんなことが分かると思います。
運送用トラックなどには徐々に普及してきている製品らしく、個人的には大変期待が持てると考えています!
興味のある方は是非最後まで読んでみてください!
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“DPF詰まり”とは?
エコツーライトの話をする前に、まずはこれについて知っておく必要があるでしょう。
知っている方は読み飛ばしてください(笑)
クリーンディーゼルの尿素SCR・AdBlueについて
最近国内で販売されているほとんどのクリーンディーゼル車には、排気系の中に尿素SCRシステムと呼ばれる排気ガス浄化システムが搭載されています。
これは、尿素から生成したアンモニアを還元剤として用いることで、ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物(いわゆるNOx)を、N2(窒素)とH2Oへと変換して無害化を図るという機構のことです。
この機構に対して用いられる高品位尿素水のことを、AdBlue(アドブルー)と言い、ドイツ自動車工業会(VDA)に認証された製品のみが名乗ることが許される規格品です。
DPF詰まり
さて、そんな訳でクリーンディーゼル車にはアドブルーが不可欠なわけですが、この尿素SCRシステムに包含されるフィルターのことをDPFと呼びます。排ガスの浄化工程の中で、アッシュと呼ばれる様々な物質がこのDPF周囲に蓄積してくることが知られています。
尿素SCRシステム搭載の車両には、DPF再生機構が付いていますが、このDPF再生を行ってもアッシュは除去できないと言われています。
従って走行距離のかさんだ車両においては、このDPFが詰まる事によるパワーダウン等が問題になります。
DPFの交換ともなれば、ASSY交換で数十万円の費用が発生することも珍しくなく、これを回避するためにDPFの洗浄サービス等も存在しています。
環境維持のための機構であるため、それ自体が必要なことは十分理解できますが、これにかかるコストは大きく、軽減できるものならしたいというのが本音です。
今回紹介するエコツーライトは、この問題に対する打開策として期待ができる商品になります。
エコツーライトって何?AdBlue(アドブルー)との違いは?
エコツーライトって何?
ようやく本題です。
結論から言うと、エコツーライトは、先に紹介したDPF詰まりの原因となる物質を取り除いたAdBlue(アドブルー)です!
株式会社オプティから発売されるアドブルーの名称で、特許技術を用いることでマフラー詰まりの原因となっていた物質(トリウレットを含む9種類の不純物)を取り除いたアドブルーになります。
特許取得済みだそうです。
これにより、マフラーの詰まりによる寿命を延長することが期待できる製品となっています。
永遠にマフラーが好調なままというわけにはいかないと思いますが、DPFトラブルの頻度が減少するのであれば、本当に魅力的な特徴だと思います。
アドブルーとは違うの?
結論としては、ちゃんとアドブルーです。
成分比較では、規定されている成分量はすべてAdBlueとして定められているものと同等です。
こちらが実際の商品の箱ですが、
ちゃんとAdBlueの商標マークがあり、その下に、
VDAで認証の表記がありますね。
側面にもVDA認証の記載があります。
要するに、
不純物を極限まで取り除いたAdBlue。それがEco2Lihgt(エコツーライト)です。
どこで買えるの?
次に気になるのはここではないでしょうか?
通販(Amazon・楽天・Yahoo!)
購入経路に関しては色々ありますが、ちゃんと通販でも入手できるみたいです。
《Amazon・Yahoo!》
《楽天市場》
オートバックス
最初は私もここから知りましたが、オートバックスで販売されているアドブルーのうち、ハイグレード尿素水として売られているものは、エコツーライトだそうです!
きちんと株式会社オプティの所有する特許番号も載ってます。
その他
あとはメーカーに直接問い合わせる方法や、居住地の製造拠点に連絡して譲ってもらうなどの方法も考えられます。気になる方は問い合わせてみてください。
まとめ 「エコツーライトってどうなの?」に対する回答
「エコツーライトってどうなの?」と聞かれたなら、私ならこう答えます。
ちゃんとしたアドブルー。
不純物を取り除いてマフラーの詰まりが発生しにくい。
ネット(楽天・Yahoo!)やオートバックスで買えるよ!
こんなところでしょうか。
少なくとも、以前私が抱いていた疑問に対する回答としてはこんな感じです。
実際に詰まりが少ないかどうかを検証するのはなかなか難しい部分もありますが、今後プラドに乗り続けていく中で、DPF詰まりがいつ頃発生してくるかと言うのがひとつの参考になると考えています。
今後も読者の方に有意義な情報を発信していけるように情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました〜
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