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クルマ

新型ランドクルーザーに試乗してきました!現行プラド乗りが徹底レビュー!!

はじめに

先日、ようやく新型ランドクルーザーの試乗に行くことができました(^^)

今すぐ買い替えを考えているわけではないのですが、やはりランクルシリーズの新型となれば乗ってみないわけにはいきません!笑

また、ちょうど納期も2〜3年先とのことですので、あわよくば次回の車検を通さずプラドから買い替え、、、という気持ちも携えてディーラーに足を運んできました。

プロの自動車評論家のレビュー記事もたくさんある中で、この記事では、一般ユーザーの目線・感性で感じ取れるこの車の魅力・特徴をレビューしていきたいと思います。

プロにしか感じられない微妙な良し悪しではなく、「一般人がどう感じるか」というポイントでレビューしていきます。難しいメカの話などは少なめでお送りしていきます。

一般人で一児のパパが現行プラド乗りの目線でレビューしています。

ハードなオフロード走行を行うばかりではなく、どちらかと言えばファミリーカーとしての用途をメインに考えている方等にとって気になるポイントとして感じたことをレビューしていきます。

近い境遇の人にとって特に参考になれば嬉しいです。

興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください!

外観 外観 デザイン・サイズ感など

今回試乗させてもらったのは、最上級グレードのZXガソリン7人乗り仕様でした。

ディーラーの方に伺ったところ、今の所はこちらのグレードが一番人気とのことです。

フロントマスク

ドーンと大迫力のフロントマスクです!

ディーラー到着してすぐのところに展示されていたのですが、デカさがハンパないです笑

フロントグリルやメッキ部分の構成で、水平基調がベースのデザインで、とにかく大迫力のフロントマスクでしたが、見慣れてくるとだんだんプラドとのサイズ感がわかってきました。

デザインによる迫力がありますが、やはりサイズとしては、プラドと比較してちょっと大きいのかな?という程度だと思います。

カタログスペック上は現行のプラドと比較して車幅・全長・車高が10cm前後大きいということですので、まぁ第一印象よりはその後見慣れてきてから感じるサイズ感が正しいのかもしれません。

前から見るととにかくデカく見えるデザインってことでしょう。

こちらのディーラーの駐車場は、大分県内の都市部に位置するディーラーになりますので、ショッピングモールとかの駐車場よりは少し幅が狭いタイプでしたが、それでも両側に5cm程度は空くようなサイズでした。

ただし、狭い駐車場には停めようとは思いませんね、、、笑

サイドビュー

サイドから見たエクステリアです。

フロント部分はプラドと比べても少し厚みがある感じです。

それでもフロントからみた印象と比べると、やはりプラドより少し大きいかな?と感じる程度ですね。

プラドと比べて箱っぽいデザインで、運転していても、見切りのいいデザインになっています。

こちらの車両はZXグレードなので、サイドステップはボディと同色の縁取りになっており、VXとZXグレードはサイドミラーはシルバーメッキ塗装になっていました。

タイヤ・ホイール

ZXグレードの場合のサイズは下記の通りです。

タイヤサイズ:265/55R20 (DUNLOP GRANDTREK PT5A)

ホイール:20×8J(スーパークロームメタリック塗装)

20インチで前後同サイズになります。

人のことを言えたクチではありませんが、タイヤ交換が怖いですね〜

バックビュー

プラドの縦型テールランプとは異なり、横長のテールランプです。

この辺りの好みは分かれますね。

私は個人的にはプラド乗り縦長タイプが好きです。

バックドアはハンズフリーで開くという話でしたが、ディーラーの担当者さんのつま先には反応しませんでした笑

あまり慣れてらっしゃらなかったんでしょう。

作動しないなんてことはないとは思いますが、、、

エンジンルーム

ボンネット開けると開けたボンネットフードが結構遠いです。届かないわけでは無いですが、チビを実感します。。

中にはエンジン{V35A-FTS(のカバー)}が見て取れます。

3.5L V型6気筒インタークーラーツインターボで最高出力は415馬力です。最大トルクも66.5と極太トルクで、さすがはランドクルーザーといったスペックですね。

詳しいポイントは割愛しますが、とにかくエンジンルームの位置が高いです。オイルやフルードの補充時は足台が無いと辛いかもしれません、、、

トヨタ車らしいエンジンルームで、整備性はそこそこ良さそうですね。

内装 インテリア・装備・室内空間

運転席周り

乗ってみた第一印象は

「広い、、、」

でした(笑)

メーターはアナログメーターに液晶モニターを組み合わせた現代的なものになっており、見やすかったです。

あまり気づかれないかもしれませんが、アナログメーターの内側に油温計(カタログには油圧計と記載?)と電圧計があります。

過酷な走行環境を想定しているクルマならではの装備ですね。

その他、今回の短時間の試乗ではプラドと比較して大きな違いを感じる部分はありませんでした。

ステアリングのスイッチはクルーズコントロールが全車速対応の追従式になっており、渋滞でも利用できるため非常に用途の幅が広いはずです。非常に期待できる部分で、プラドとはモノが違うんでしょうか、少し分かりにくい感じでした。

慣れればどうってことないとは思いますが、ちょっと今回の試乗中にクルコンのテストまではできませんでした(^_^;)

あんまりガチャガチャしたら怒られるかと思いまして笑

この他、運転席周りのポイントは、シート、ステアリングが電動で、シートポジションはメモリー機能も備えられているという点ですかね。

シートポジションメモリーは、うちなんかではママもパパも乗ることになりますので、ボタン一つで個々人のポジションが取れるのは、ありがたいポイントですね。

インパネ、センターコンソール周り

こちらもフロントマスクとの共通意匠なのか、直線的なデザインが多用されています。

また、プラドと比較してセンターコンソール部の幅がとても広く、これによりかなり広さを感じたんだと思います。明らかに助手席との感覚が広く感じました。

まるでジャンボジェットのような航空機のコックピットに座っているような感覚で、伝わりにくいかもしれませんが、私の第一印象は

「ガン、、ダム、、?」

って感じです。伝わりますかね?笑

操縦桿みたいな感じといいますか、、

なんというかスイッチが多いですよね笑

エアコンナビモードセレクトL4H4セレクター後輪操舵(小回り用)オフロード系装備作動スイッチ…etc

全て走行中に操作することはないとは思いますが、ぶっちゃけ頭パンクしそうでした(笑)

個人的にはエアコンスイッチくらいはせめてもう少しわかりやすくしてもよかったんじゃないかと感じてしまいましたね。。

とはいえ最低限必要な情報はヘッドアップディスプレイに表示されますし、些末な問題かもしれません。

後部座席/2列目シート

座面の高さは感覚的にはプラドと大きく変わらない印象で、身長164cmの私の腰あたりの位置がシート座面でした。実測してはいないのですが、このくらいであれば、チャイルドシートに子どもを乗せるのもそんなに困らないと思いました。

後部座席に座ってみました。

衝撃だったのはこのサブモニターで、ZX、GR -SPORTにメーカーオプション装備で174,900円で装着できるそうです。

センターコンソール後方(後部座席側)にHDMIケーブル接続端子があり、左右でイヤホンジャック・ボリュームコントロールがついていました。まさに飛行機の座席って感じで、後部座席の乗員への気配りが半端じゃないと思いました。

セレブ御用達の車両ならではの選択肢ですね。

足元空間も、2列目までであれば、特に不自由を感じることはないサイズ感だと思います。

3列目シート 足元空間はプラドよりやや広め?

3列目シート部分です。

足元空間を現行150プラド/新型ランクル300で比較してみました。大差ないかと予測していたのですが、写真で見比べてみますと、意外と差があるように見えました。

どちらの画像も2列目シートを目一杯下げた位置で比べています。

若干ランクル300の方の写真が端が撮れていませんが、やはり広いように思います。

足を置く面の深さがないことには両者変わりないのですが、それでも元が狭いだけに、この差は無視できないのではないでしょうか。これなら体操座りよりは少し楽な姿勢を取れるかもしれません。(笑)

また、撮影時には気が付かなかったんですが、サードシート部分にもリクライニング機能があるみたいですね!あとはUSB充電かな?

プラドはドリンクホルダーだけですので、ココも差別化ポイントですね!

トランク

なぜかバックドアがハンズフリーで開かないというトラブルに見舞われましたが、きっとやり方が合っていれば開くでしょう。

3列目シート格納状態

広い!第一印象で感じましたが、プラドと比べても明らかに広く感じます。

先代のランクル200では左右跳ね上げ式だったのに対して、床格納式へと変更されたことで、荷室の横幅が大幅に広がりました。

シートアレンジとしては現行のプラドと同じになったということですが、そのプラドと比較してもやはり広く感じますね。

現行150プラドの荷室と比べてみました。

カタログ値的には大差ないような感じですが、天井までの高さが4cm程高いのと、荷室内への後輪タイヤハウスのせり出しが小さいことが、体感的な広さにつながっているのではないでしょうか。

余談ですが、この状態からサードシートを起こそうとスイッチ操作したんですが、実はシートが起きませんでした(笑)

2列目シートを後ろまで下げて後ろにリクライニングさせていると、サードシートのシートバックが干渉するみたいでした。ちょっと注意が必要ですね。

サードシートを起こした状態

ほとんどプラドと似たような構成ですが、やはりこの状態での僅かな荷室空間も少し広いようです。

プラドの場合、サードシートを起こした状態の荷室では、奥行き20cmの小コンテナがギリギリ入る程度なんですが、ランクル300ではもう少し大きな物も積んでおけそうです。

↑ウチのプラドです。こんなコンテナ積んでますけど、ほんとにギリギリです。

“サードシートは常に使えるようにしておく”という我が家のポリシーを考えると、この差もなかなか大きいですね。

逆にサードシート両脇のスペースは少し狭いみたいです、個人的にはいつかここにポータブル電源を設置したいと考えているので、このクルマでは難しいみたいですね。。。

画角が統一してなくて申し訳ありませんが、明らかに狭いですね。

まぁ、そんな妄想をしているのは私くらいかもしれませんが(笑)

運転編

残念ながら走行中は動画/写真の撮影をしていませんが、運転した印象をお話します。

第一印象としては、

乗りやすかったです!(プラド乗り的には)

それだけではレビューになりませんので、もう少し項目ごとに説明していきたいと思います。

サイズ感

サイズ感については、道を走り出してしまえば大すぎて持て余すといった感じはありませんでした。

駐車場に停める際や、少々小回りが必要な場面でも、低速ではアラウンドビューモニター(オプション)が装着されていれば割と怖さはありませんし、プラドよりも一回り大きいという実感もそんなにありませんでした。

パワー感/静粛性

扱いやすい感じです。

400馬力と言っても低速/低回転域からしっかりとトルクのあるエンジンですので、市街地走行でもとても快適に走れますし、低速でも上り坂でもピックアップは非常に良かったです。またアクセルに対するレスポンスもやはり明らかにガソリン車の方に軍配があがります

高速道路などでの高回転域のフィーリングは今回試してはいませんが、まぁこのクルマの主戦場ですから、悪いってことは無いでしょう。(笑)

静粛性に関しても、ウチのディーゼルプラドと比較して、確実に静かだと思います。

プラドディーゼルも個人的にはそこまでうるさいとは思っていないのですが、ランクル300のガソリン仕様の方が明らかに静かでした。

ディーゼル同士の比較が気になるところですね。

操作性

“普通に走る”という点に関しては、全く問題ないでしょう。エンジンフィール、音、サイズ感どれをとっても申し分ないです。サイズ自体も普通の巡航で困ることは無いと思います。強いて言うならば、先にも指摘したスイッチ類の操作は、少し慣れが必要かと思いました。

L4/H4のトランスファースイッチ等のオフロード装備のスイッチは、停車時の操作が前提でしょうから、操作の際はスイッチを探せばいいと思いますが、クルーズコントロールのスイッチ、エアコン、後輪操舵のスイッチ等は走行中の操作が必要な場面も少なくないと思います。

これらのスイッチがやはり小さく他のスイッチとの間隔も近いことから、走行中の操作にはやはり慣れが必要になってしまうのではないかと思います。

とっさに操作する場面は頻繁ではないものの、もう少し親切な配置・デザインでも良かったんではないかな〜というのが率直な感想です。

また、メーターも油温計の追加は嬉しいのですが、やはり情報量が非常に多いです。

速度・レーンの表示はヘッドアップディスプレイに表示されるのでありがたいんですが、メインのアナログ&TFT液晶モニターにはめちゃくちゃいろんな表示があるので、ぶっちゃけ今何がどうなっているのかは一回の試乗ではまったくもってちんぷんかんぷんでした。

まぁ、最低限必要な情報は問題なく入ってくるので、単なる好みの問題かもしれませんが、個人的にはもう少しメーターが整理されていると嬉しいなぁと思います(^o^)

まとめ

改めて言う必要もありませんが、総じて素晴らしい仕上がりだと思います。

少なくともプラドからの乗り換えで戸惑うところはほとんどないと思います。小型車からの乗り換えを考えても、軽自動車しか乗ったことのない26歳専業主婦でも妊娠8ヶ月からプラドに乗れている(←我が家の話です。)わけですから、あまりサイズアップを不安に思う必要はないかもしれません。

燃費の部分(ハイオク8km/L)に目を瞑ればこの車格のクルマとしては思った以上に乗りやすいクルマだと思います。

ガソリン価格高騰の現代ではハイオク1桁km/Lってのは無視できないかもしれませんが、、、、

(プラドディーゼルは実測で11km/L)

メーターについて若干いちゃもんを付けてしまいましたが、そこも慣れの問題かと思いますし、やはりどこをとってもプラドより一回り上をいく存在であることを終始痛感しました。

大きさ・多機能さ故の持て余し感を感じることはあれど、地上の王者LANDCRUISERを所有する喜びの前では些末な事かもしれません。

これからランドクルーザーファミリーの仲間入りを考えている方にとっては、非常に魅力的な選択肢になっていることは間違いありません。

  • 悪路走破性と実用性のバランスの取れたプラド
  • 国内最強・世界標準のオフローダー ランドクルーザー300

どちらを選んでも幸せなカーライフとなること請け合いです。

ランクル300の決定的なポイントであるサイズで言えばプラドと比較して車幅・車高・全長がそれぞれ10cm近く大きくなるので、その点さえクリアできる(居住地の問題?(笑))のであれば、ぜひ一考の価値ありですよ!

ディーゼルモデルにもぜひ一度試乗してみたいと思っています。機会があればまたレビューしてみたいと思います。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです\(^o^)/

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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