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カー用品

4通りの充電方式! LUFT ジャンプスターターの使い方を詳しく紹介!

はじめに

先日購入したLUFTのスーパーキャパシタ搭載ジャンプスターター。

リチウムイオンに事前充電を行うタイプとは異なり、故障した車両バッテリーの残存電力を利用してエンジン始動を行うという優れものです。

スーパーキャパシタと呼ばれるコンデンサを用いることで可能になっているとのことです。

実際にバッテリー上がりの車にも使用してみましたが、本当に使い勝手もよく、また様々な環境での使用も可能な頼もしい存在となりそうです。

ここ最近買ったカー用品の中でもトップクラスのヒット商品となりそうです。

使い方もシンプルで、充電した状態の本体を故障車バッテリーへ接続するのみで、あとはそのまま始動するか、強制始動(Boostボタン)を行うかどうかです。

一方、充電方法に関してはいくつかのパターンが用意されており、それぞれの方法でちゃんと始動レベルまで充電ができるかどうかが不安な方もいると思います。(実際私も買う前はそこが不安でした。)

そこで今回は、実際に商品を使ってそれぞれの方法での充電を試してみましたので、操作方法も含めて記事にしてみました。

この記事を読めば、

  • ・カタログスペック通り、本当にいろんな充電方法が使えるの?
  • ・どうやって充電するの?
  • ・それぞれの充電方法の注意点などは?

こんな疑問が解決できると思います。

気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

充電方法① 故障車バッテリーから充電

説明書でも、一番最初に記載されている方法です。

説明書写真

最もオーソドックスでシンプルな使用方法です。

作業風景

使い回しで恐縮ですが、先日の作業での風景です。

本体にワニ口クリップを装着して、

故障車のボンネットを開けて、

バッテリー+(プラス)端子に赤を、−(マイナス)端子に黒を接続します。

すると自動的にスターターへの充電が始まります。

規定量まで充電できると自動的に“JUMP START READY”と表示されますので、あとは普段通りエンジンをかけるだけです。

自車のみで完結でき、他の車とか電源を用意する必要がないところがメリットですね。

これが可能であれば、一番手軽でしょうから、まずはこの方法を試してみることがオススメです。

この充電方法の注意点

故障した車両のバッテリーに残された電気をスターターに充電する方法ですので、故障車のバッテリーがあまりにも弱りきっている場合などには、始動に必要な電圧を貯めることができない可能性があります。

その場合は、満充電(約15.2V)まで充電できないため、自動で“JUMP START READY”の状態になりません。

可能な限り充電できたところで強制始動(Boostボタン)を使用して、強制的に上記の状態にしてから始動を試してみるようにしましょう。

それでも電圧が足りないようでしたら、充電方法②〜④を試してみましょう(^^)。

充電方法② 救援車バッテリーから充電

救援車のバッテリーから充電して指導する方法です。

説明書写真

作業内容

ジャンプスターターを救援車のバッテリーに接続して、充電完了の電子音が鳴り、“JUMP START READY”になったら故障車のバッテリーに繋ぎかえ、Boostボタンで始動します。

充電方法①の充電までを救援車で行うイメージですね。

※救援車等からバッテリーに接続した時点では、“JUMP START READY”の表示になりますが、スターターをバッテリーから外した時点で始動モードがオフになります。

従って故障車に接続し直した際にはBoostボタンが必要になります。

充電方法③ シガーソケットから充電

車のシガーソケットからの充電もできます。

説明書写真

作業風景

試しにVitzのシガーソケットに挿してみました。

エンジンは掛けておく必要があります。

15.3V! ちゃんと充電できました

この状態でワニ口クリップのケーブルを本体に装着して故障車のバッテリーに接続し、強制始動ボタンを使用して行います。

充電方法④ USB充電器から充電

 USB充電器から充電

コンセントに挿したUSB充電器から、USB-Cケーブルを使用して充電することもできます。

説明書写真

「辺りに救援車は無いけど、職場や自宅は近い!充電もある!」

こんな時にはこの方法で充電することができます。

作業風景

試しに充電してみます。

充電器はこんなの。

スターター側はUSB-C端子です。

“ピーー!”

ちゃんと充電できました!

PCなどのUSBハブからでも行けます。

あとは故障車に接続して、強制始動モード(Boostボタン長押し)にして始動します。

モバイルバッテリーから充電

あまりないかもしれませんが、

“救援車はなく、出先等でコンセントが近くにあるような環境でもない!”

“でもモバイルバッテリーなら結構良いやつ持ってる!”

こんなときでも、モバイルバッテリーから充電することができます。

作業風景

モバイルバッテリーに付属のUSBケーブルを接続して

スターターに繋ぎます。

充電してますね〜

ちゃんと充電できました!(充電完了から少し経過したので少し放電してます^^;)

使用したモバイルバッテリーはこちらです。

ある程度高性能な(出力2A程度)のモバイルバッテリーであれば使えそうです。

出力や容量の小さいものでは反応しないこともあるみたいなので、注意が必要ですね。

充電方法②〜④の注意点

充電方法②〜④では、ジャンプスターターを充電し終わってから、故障車の始動までにあまり時間を空けすぎないほうが良いと考えられます。

というのも、このジャンプスターターへの充電は、リチウムイオン電池を使用したものではなく、あくまでのスーパーキャパシタというコンデンサへの蓄電によるものです。

ですので充電完了した状態で電源から外したときから、徐々に自然放電が始まります。

満充電の15.2Vの状態からすぐに故障車に接続できれば問題ないですが、満充電状態で電源から接続を外してから15分後で14.5V、30分後で14.2V、60分後で13.9Vまで下がりました。

↑充電完了から約30分後

大方14Vくらいあれば多くの車両で始動は可能と思われますが、自然放電はある程度考慮する必要がありそうです。

始動ギリギリレベルの12Vまではさらに多少の時間的猶予はありますが、「前の日に充電しておいて、翌日使う」といった使い方は想定されていないようです。

余裕のある始動とするためには、やはり充電から30分以内くらいには故障車への接続・始動は行いたいところですね。

試してみたところ、12Vくらい電圧が残っていれば、Boostボタンでの強制始動モードを起動することはできましたが、低い電圧だと始動性も悪化する可能性があります。

特に寒い季節・大排気量エンジン・バッテリー低電圧が重なると、始動できない可能性も考えられます。

また、あまりに電圧が下がって10Vくらいにまで低下すると、ボタンを押しても強制始動モードにすることができませんでした。

まとめ

色々な方法でジャンプスターターの充電を試してみました!

故障車からの充電だけでも十分実用に耐える性能だと思うのですが、それが不可能な場面でも他の方法で充電できるというのは本当に心強いです。

また、シガーソケット用やUSB充電用のケーブルも全て収納ケースに同梱されているので、後はなんとか電源さえ確保できれば充電できるというのもありがたいです。

汎用性も高く、使い方も簡単で、バッテリー非搭載なので車内においても安心という優秀なジャンプスターターをご紹介しました。

耐久性も高いとの事でしたので、長期使用レビューも今後記事にしたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました〜

今回紹介した商品リンク

《LUFT ジャンプスターター》

《AnkerUSB充電器》

《Anker モバイルバッテリー》

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