目次
はじめに
こんにちは。86&PRADO.COMをご覧いただきありがとうございます。
当サイトでは、国産FRスポーツカーのTOYOTA 86と、“地球が鍛えたクルマ”のキャッチコピーで有名なランドクルーザー プラドの2台のあるカーライフを紹介していき、この2台のクルマの魅力を発信しています。
この記事では、ランドクルーザープラドを実際に半年近く所有していく中で感じることができた幸せをそれぞれ紹介します。また、実際に所有してみると、苦労する点も多少ありますし、あとは、買う前に心配していたけど意外と気にならなかったという点もいくつかありますので、この記事にまとめてみました。興味のある方は是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
プラドに乗って感じる幸せなこと9選
まずは一番大切な部分ですが、このクルマに乗るようになって感じる幸せを順に紹介していきます。
1.カッコいい
これは言うまでも有りません。歴代ランドクルーザーはすべて大好きなわけですが、私はSUVならなんでも好きというわけではありません。むしろどちらかといえば、クーペやスポーツタイプのクルマにばかり興味がありました。だけど、このランドクルーザーだけは特別です。いつ、どの角度で、どんな条件でみてもとにかくカッコいい!それも毎日です。毎日カッコいいと思います。「何てかっこいい車なんだ!」と毎日うきうきしています(笑)
買ってから半年以上経つ現在でもその気持は全く薄れていません。
2.運転が楽しい
スポーツカー(86)に普段乗っているので、走る喜び・楽しさに関しては正直あまり期待はしていなかったんですが、これがまた良いんです。もちろんワインディングをキビキビと走るのは正直言って苦手ですが、高速道路や市街地走行では、その重量を感じさせない力強い加速を見せてくれます。そして何より「プラドに乗っってる!」という幸福感は、プラド乗りならば誰でも少なからず感じているのでは無いでしょうか。
86とは真反対の性格のクルマと言えると思いますが、スポーツカーとは違ったクルマの楽しみ方をこのクルマに教えてもらいました。
3.高い悪路走破性
“地球が鍛えたクルマ”と呼ばれるだけあって、悪路走破性能には非常に定評があります。
我が家では主にファミリーカーとしての活躍をしてもらっているので、本格的なオフロード走行をする機会は今の所ほとんどありませんが、世界中で信頼され、走り続けるその高い耐久性は、何があるかわからないこの時代に、安心感を与えてくれます。
日頃からオフロード走行のトレーニングを積んでいるわけでは無いので、あまり偉そうなことは言えませんが、そんな生活でも道路の冠水などのトラブルは決してありえなくはないですし、災害時などで路面状況が大きく乱れることもありえないわけではありません。でも、このクルマであればそんな時、大切な家族を守るために役に立ってくれる可能性は低くありません。そして、そういった過酷な環境でもクルマ自体が無事でいてくれる可能性が高いというのも、嬉しいポイントですよね。
4.安全
衝突安全性能などに関しても非常に高評価です。側面衝突実験では実は横転した例もあるようなんですが、この実験の想定は、衝突車両がスポーツカー並の低重心筐体に衝突されているので、、、、そこは許してあげてください(笑)
SRSエアバッグに関しても、正面・カーテンシールド・ニー(膝)と、様々な方向に展開してくれます。
そして、予防安全に関しても、150プラド後期の一部改良後からはトヨタセーフティセンスの第2世代が標準装備となり、プリクラッシュセーフティブレーキ及び、追従走行可能なクルーズコントロール等が使用可能になっています。
大切な家族を守るためのクルマですから、こういった装備に不足が無いことは、非常にありがたいことですね。
5.長距離運転がラク
広い車内空間と高い視点とトルクに余裕のあるエンジンにより、長距離運転に関してはとても快適な車になっていると思います。先述の追従ドライブ支援のレーダークルーズコントロールも非常に精度の高いものになっていますし、とにかくロングドライブのお供には、とてもいい相棒になりますよ!
シートの座り心地もいいので、疲れにくいですし、少しサービスエリアで仮眠を取るにしても、86よりかなり眠れます(笑)
6.燃費は意外と良い
何と比較するかで変わる価値観だとは思いますが、本格クロカン4WDというカテゴリーの中では非常に優秀なのではないでしょうか。これだけの高トルクを発生している中で、実燃費は12km/L程度はあります。これで燃料は軽油ですので、この運転の楽しさを踏まえると、コストパフォーマンスは非常に良いように思います。
今のランクル200はV8エンジンですから。実燃費はハイオクで5~6km/Lということですし、燃費部門では本家ランクルにも圧勝と言えるでしょう♪
7.リセールバリューが高い
3年落ち・5年落ちリセールバリューランキングはいろんなサイトやYoutubeチャンネルで最近公開されていますが、ランクルプラドは常に上位です。殆どの場合で上位5位以内には入っていますね。また、3年や5年落ちの時点では、どんなクルマもそれなりな値段で買い取られると思いますが、このクルマのリセールの本領はおそらく10年以上の高年式になった際のリセールでは無いでしょうか。
普通のクルマであれば、10年以上の高年式車は、多くがすでに廃車費用のみ必要となり、買取価格はつかないことが珍しくないと思います。ですが、現在のランクルの買取実績を見る限り、10年落ちでも150万円以上の買取価格がつくことも珍しくないようです。
こういった長いリセールバリューが、このクルマの資産価値の高さを物語っているように思います。そして何より、これだけ高年式でも買取価格が保たれるということは、それだけこのクルマの耐用年数が非常に長いという風にも考えられるんじゃないでしょうか。
この点は未来になってみないと本当のことは言えませんが、非常に期待できると個人的に考えています。
そういった点もこのブログでは取り上げていくつもりにしていますので、注目していてくださいね!
8.荷物がたくさん載る
これは普段86に乗っている立場からの感想です。当たり前でしょうが、めちゃ荷物が乗ります。我が家のプラドは7人乗り仕様ですが、普段は3列目シートは畳んでいます。少なくとも5人乗車状態での荷室容量は非常に広いと言えます。4~5で乗り合わせキャンプ道具一式を積んでキャンプ場に行くのなんてとてもちょうど良いと思います。
宿泊道具一式を積むとなると結構一杯にはなりますが、プラド乗りの中では「テトリス」とか言われており、荷造りもひとつの楽しみになっているみたいですね。
9.仲間ができる
プラド仲間というのは多くの場合できると思います。プラド乗りの間では、結構強い仲間意識があるように感じます。町中ですれ違うときにも、対向車線のプラドにはつい目がいっちゃいますし、キャンプ場で外のお客さんがプラドに乗ってたりすると、無駄に見ます。
また、いろんなネット上のコミュニティも多く、作ろうとすればプラド仲間は一瞬で増えると思います(笑)
私もプラドを通してたくさん仲間を増やしていきたいと思っています。
気になること
わかっていたけどやっぱり気になる点や、実際に持ってみると気がついた不満をいくつか上げていきます。
高い、、、(価格)
やはり高価なクルマです。
同じ7人乗りのミニバンと比較すれば新車価格は1.5倍〜2倍近い価格になってしまいます。クルマを単なる移動の道具と考える方にとっては、ちょっと無視できない価格差だと思います。
実際、私の場合も、7人乗りディーゼル、TX-L Black Edition(特別仕様車)で、メーカーオプションのディスプレイオーディオ・電動リアデフロック・電動ムーンルーフ装着、エアロなしの仕様で、5年残価型クレジットで、支払総額は約600万円です。決して安い買い物ではありません。購入にはそれなりの勇気が要ることは否定できませんね。
しかし、このクルマがもたらしてくれる幸せや、高いリセールバリューを考えれば、決して超えられない壁では無いと思います。
高い、、、(自動車税)
毎年5月に魔の振込用紙が届きますが、このクルマの自動車税は毎年51000円です。86で39500円ですから、2台併せて9万円毎年税金払っているわけですね。これ以外に2年おきの車検や4〜5年おきのタイヤ台もかかってきますので、維持費に関しても、購入の際は十分家計の計算に組み込んでおく必要があるでしょうね。
高い、、、(全高)
最後の高いは車高です。洗車が大変です。脚立がある洗車場じゃないと天井は洗車できません。脚立に乗っても大変です。クルマの面積が大きいから、ルーフ以外全体を洗うとなかなかの疲労感ですね。拭き上げまでありますから、洗車は本当にひと仕事ですね。我が家は乗りてが小さめなので、小人の気分になります(笑)
そのぶん洗車が終わったときの達成感は大きいですが、車高の低い86と比べると、洗車の手間は倍以上かかる様な気がします(笑)
盗難リスク
盗難車ランキングと言う名誉なのか不名誉なのかよくわからないランキングがあるんですが、残念ながら例年少なくともトップ3にランクインしていることがほとんどです。
それだけ人気車種という意味では嬉しくもあるんですが、いざ所有する身になると、やはり不安です。実際に盗難被害もネット上で拝見します。やはりセキュリティは十分に行う必要があると思います。
我が家でも物理ロックはかけていますし、車内がなるべく見えないように工夫もしています。愛車を守るための経費はあまりケチらないほうが後悔しなくて済むのでは無いでしょうか。
意外と気にならないこと
購入前に心配していたけれど、実際に所有してみると意外と気にならなかったという点もいくつかありました。こちらも多くの人が抱えていた不安かと思いますので是非見てみてください!
車庫入れ
オプションですが、アラウンドビューモニターが装着されているからか、車庫入れは以外と苦になりません。ハンドルの切れ角も十分ありますし、ボディの見切りもとても良いですから、バックの際も慣れてしまえばそこまでの不安はありませんでした。
乗り心地
アーバンSUVみたいな姿勢変化のないしっとりとした乗り味はさすがに難しいですが、普通に町中を運転する範囲では、全然不快感はありませんでした。いわゆるラダーフレーム構造というのは、現代に多いモノコック構造の車両に比べると、一般的にロールが大きく、乗り心地が悪いと言われていますが、乗ってみるとそうでもありません。比べればそうかも知れませんが、気になるようなものではありませんでした。
ディーゼル音・振動
ネット上の情報で多いもう一つの不満点は、ディーゼルエンジン特有の振動・音です。
これも私個人の感覚としては、これが気になったことはありません。
まず音ですが、車外でエンジン音を聞けば、「引っ越し屋のトラックでも来たかな?」と思うくらい、ディーゼルの音とわかります。しかし、車内に乗ってしまえば非常に高い静粛性です。遮音性が高いのでしょう。新生児を乗せて1時間半の運転をした際も、子どもはよく寝てくれました。自分に影響するのは乗車時の騒音でしょうから、車内でこれだけ気にならなければ、ほとんど問題にはならないのでは無いでしょうか。
また、アイドリング時などにディーゼル車特有の振動を足元に感じるというレビューもよく耳にしますが、こちらに関しても私にははっきり言ってよくわかりませんでした。
アイドリングストップ車や、ハイブリッド車に乗っているひとからするともちろん振動しているんだと思いますが、苦痛を感じるようなことは今まで一度もありません。
もちろん感覚の部分ですので全員に当てはまることでは無いのかもしれませんが、私も割と神経質なタイプですので、購入の際にこれを気にすることは無いのでは無いでしょうか、、、
まとめ
いかがだったでしょうか?
このクルマに乗ることで感じられる幸せは、1つや2つではありません。また、ネットレビューで言われている不満点も購入前には私も結構心配していましたが、いざ所有して半年経つ立場からすれば、全く心配する必要はありませんでした。
結局の所、ネックになるのは価格でしょう。
我が家でも今現在毎月4万円程度のローン支払いがありますし、先述の毎年5万円の税金や、車検・メンテナンスが控えています。それでもメンテナンス費用は同クラスの外国車に比べればおそらく安く済むでしょうし、価格に関しては、リセールバリューとの差額で考えれば、価値観は変わってくるのではないでしょうか。
多くの人にとって背伸びした買い物となることは否定できません。それでも手に入れれば、とても満足できるクルマであると自信を持っておすすめします。
こういう愛すべき愛車があれば、仕事にも張りが出ます!お金も、きちんと計画的に貯金さえしていけば、どうにかなります。大事なことは、心からカッコいいと思い続けられる車を手に入れることです。そのためであれば頑張れるはずですから。
クルマは毎日乗るものでしょうし、安全性・走破性・耐久性・走行性能など、あらゆる分野において高い性能を持つこのクルマは多くの人にとって幸せな選択肢となると確信しています。
この記事を読んだ方が少しでもランクルプラドに興味を持ってくれると嬉しく感じます。
また、プラド購入を迷っている方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
プラドと86はトヨタ車の中でも上位の高級車なのに2台も所有できるのは羨ましい。ラダーフレームの頑丈さは家族を守る物だと考えれば悪路走らなくても無駄になりませんね。