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クルマにサンシェードを使うメリット4選

はじめに

クルマというものはいろいろな環境で劣化していきます。中には防ぎきれない劣化というものがあるわけですが、軽減することができる劣化もたくさんあります。

夏場にカー用品店でよく目にするサンシェードですが、皆さん自分のクルマにご用意はありますか?サンシェードは、比較的安価なカーグッズですが、日除け以外にもまだまだメリットがある車内グッズです。

この記事では、サンシェードのメリットをご紹介していきます。ぜひサンシェードを導入し、大事な愛車を守っていただく参考にしていただけると嬉しいです。

今回使用したサンシェード

トヨタ86用TRDサンシェード/税込 7,519円

広げた状態のトヨタ86用サンシェード
広げた状態。窓へのフィッティングはさすがのピッタリ感です。

トヨタ直系チューナーのTRDより発売されるサンシェードです。車種別専用設計なので、フィッティングはもちろん良好ですし、折り畳むことで、小さくもなるので、非常にオススメです。

↓↓リンクも貼っておきます。↓↓

↓プラド用はこちら(トヨタ純正)↓

畳んだ状態のトヨタ86用TRDサンシェード
折り畳めばこのくらい小さくなります。シートバックポケットに入る大きさなので、置き場所にも困りません。

サンシェードのメリット

1.車内の温度上昇を抑える

温度上昇を抑える仕組み

「サンシェードがあると、夏場に車内が暑くなりにくい」この点は多くの方がご存知だとは思いますが、その理屈は皆さんご存知でしょうか?

多くのクルマにおいて、車内パーツで最も面積が大きいとされているのは、ダッシュボードだと言われています。そしてダッシュボードは必ずフロントガラスにの真下にあるため、必ず日光に晒されています。また、多くのクルマのダッシュボードが黒色ですので、この面が長時間直射日光を受け続けることにより、ダッシュボードの温度は非常に高温になり、JAFの実験では半熟の目玉焼きが作れるほどだったようです。

大きな面積を持つ部分が高熱を持つことで、車内にその熱が広がり、車内温度の上昇を招くわけです。従ってその温度上昇の原因である、ダッシュボードへの直射日光を防ぐことで、車内温度の上昇を軽減しようというのが、サンシェードの主な目的というわけです。

室温低下そのものは7℃程度のみ

もちろん、サンシェードを装着したからと言って、子どもを夏場の車内に残したまま離れるなどはもっての外です!夏場の車内は対策をしていないと60℃近い温度になります。サンシェードを装着することで約7℃程温度低下が得られるというデータがあります。

それでも50℃を超えるわけですから、人間が長時間過ごせる温度ではありません。ですのでサンシェードを装着したからといって、車内が完璧に快適な環境になるわけではないということです。

エアコンの効きが全然違う!

それではサンシェードにはほとんど意味は無いのか?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。フロントガラスにサンシェードを置くことで、車内室温自体はある程度上昇しても、ダッシュボードの温度自体は20℃以上低い状態で保てるようです。

これにより始動後のエアコンの効きは格段に良くなります。エアコンをOnにして、冷風が出始めてからも、なかなか車内がもわっとした空気のまましばらく冷えない経験がある方は多いでしょう。サンシェードをつけていれば、乗った際の車内はそこそこ暑くても、エアコンの効き始めは格段に早くなります。これだけでも価格に見合っった高価が十分得られるのでは無いでしょうか。

2.内装の紫外線劣化が防げる

紫外線を含む日光はお肌の敵ですが、車にとっても大敵です。外装の塗装対してもクリア層の劣化をもたらし、くすんだ色合いになる原因となることが有名ですが、これは内装に関しても同様です。レザーの内装の色が褪せてしまったり樹脂製の内装の劣化ヒビ割れくすみの原因になってしまいます。保管時に車庫に入れていても、出かけた先ではほとんどの時間日光が当たっていることでしょう。サンシェードなしで2時間平気で駐車しているという方は、自分の肌を2時間直射日光にむき出しにして晒すことを想像してみてください。内装のレザーシートやプラスチックの気持ちになると、少しは日陰に入れてあげたくなりますよね?(笑)

走行中も日差しを浴びているわけですから、せめて停車中だけでも、内装を紫外線から守ってあげましょう。

3.防犯にもなる

車の盗難なんて、自分には関係ないと思っている方も多いと思いますが、ランドクルーザープラドは車種別国内盗難被害ランキングで常に上位にいます。非常に残念なことなんですが、悪意ある人は少なくありません。ランクルに限らず車の窃盗団などもいるわけですから、こういった悪意から少しでも車を守るためにできることはしたいですよね。

もちろんの、物理ロック・電子セキュリティなどの導入もしっかり検討してもらいたいわけですが、車を盗ろうとしている人の立場からして、車内が丸見えの場合と、車内が見えず、どんな障害(セキュリティ)があるかわからない状態の車のどちらが怖いかといえば、間違いなく後者でしょう。

ステアリングロックをつけていても、計画的な犯人であった場合、そのロックがどんなタイプのロックかが見えていれば、対策品も用意されてしまうでしょう。

車内の情報を少しでも与えないために車内を他人に見せないというのは、防犯上のメリットも少なくあるといえます。

4.プライバシーを保てる

着替えの際カーテン代わりになる

車で移動した先で、着替えが必要になることが時折あります。車内で服を着替えようとしてみると、意外と窓から外が見えて、見られているような気がして着替えにくいものです。人があまりいないような場所で着替えるならまだしも、ある程度人のいるような駐車場では、いくら車内とはいえ落ち着いて着替えることはできません。

そんな時サンシェードがあれば、一番大きな窓を隠すことができますので、あとは後部座席に移動して着替えるだけでも、かなり安心感があると思います。また、プラドに関しては、前席はサイドウインドウもサンシェードを用意していますし、後席はメッシュシェードを常時装着しています。メッシュシェードは元々のガラスのスモークと合わされば、ほぼ中は見えませんので、非常におすすめできます。窓を開けた状態でも日差しが入って来ませんので赤ちゃんを後部座席に乗せているときも、安心でした。

仮眠の際、人目をシャットアウトできる

また、車の中で運転席を倒して仮眠を取るときなども、他人の目が気になる車外の人と目が合いそうで嫌だという方がいると思います。そういった場合もサンシェードで窓を覆うだけで、安心して休めますので、そういった意味でもプライバシー保護ができると言えるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

サンシェードは車内温度上昇防止以外にも大きなメリットがあり、あまり高価なものではありませんので、非常におすすめのカーグッズです。

クルマによっては車種別専用のサンシェードが用意されているものもあり、ウチでは86もプラドもトヨタ純正の折りたためるタイプのサンシェードを使用しています。

薄手ですので、遮光・遮熱性は分厚いものには劣るでしょうが、車種別専用品ですので、しっかりフロントウィンドウにフィットしてくれます。

また、折り畳んで小さくすることができますので、使わない時も車内であまり目立たない点もとても気に入っています。

社外品でも様々なタイプのサンシェードが売っています。まずは安いジャバラタイプの銀色のやつでいいと思いますから、使ってみましょう。

車の内装は色褪せてくると一気に古っぽくなっちゃいます。そうなってからでは遅いですよ。これから暑い時期になりますから、皆さん是非、サンシェード導入をご検討ください。

↓↓今回使用したサンシェード↓↓

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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