目次
はじめに
みなさん86にウイングはつける派ですか?つけない派ですか?それともさりげなくトランクスポイラー派ですか?
今回の記事は、私の86のイチオシチューニングパーツであるTRD製のGTウイングを写真とともに紹介していこうと思います。
私は86に関しては断然GTウイングを着けたい派です!実際、装着しているパーツの中でも圧倒的に気に入っているパーツです。見た目のインパクトは抜群ですし、汎用のGTウイングとはフィッティングも外観上のマッチングも完璧です。装着している人はまだまだ非常に少ないですが、つけていると満足度大幅アップ間違いなしですので、気になっている方はぜひ読んでみてください。
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TRD GTウイング(スワンネック形状)について
スワンネック形状による効率的なダウンフォースの発生
TRDによる86チューニング企画である“86 TRD Griffon Concept”という企画で行われた86の空力研究の中で生まれたこのGTウイング。
もっとも特徴的なのはこのスワンネック形状のウイングステーです。
これまでGTウイングによるダウンフォースは、ウイングの上面に風が当たることで発生していると考えられていたようです。しかしながら近年のSuperGT等での経験から、実はウイングによるダウンフォースはウイングボディの下面を通過する空気によって発生すると考えられるようになりました。
これは、かつてF1で流行したグラウンド・エフェクトカーや、現在の市販車に多く採用されているアンダーパネルに期待されているダウンフォースと同じ考え方に通ずる発想と考えられます。
つまり、流体力学で有名なベルヌーイの定理として知られる、「流体の速度が増加すると圧力が低下する」という法則に則った機構といえます。
話が小難しくなりましたが、要するに“早く流れる風に物体は引っ張られる”ということです。
考えてみれば航空機の翼も同様の原理で揚力を発生しているわけですから、この考え方に矛盾は無いと考えてよいでしょう。
つまり、GTウイングにおいては、ウイングボディの下面の空気の流れが速いほど効率的にダウンフォースを発生させることが出来るということです。
86用TRD製GTウイングはこれらの発想に基づき、ウイングステーを上面に取り付けるスワンネック形状のウイングステーを用いることによって、ウイング下面をより平滑にすることで、より強力なダウンフォースを発生させることが出来るというわけです。
1枚のカーボンで形成されたウイングボディ
取り付けショップの方から「めちゃくちゃきれいなカーボンですね…」と驚かれたこのカーボン繊維。クリアの吹き方まで徹底して仕上げられています。
製造工程を見たわけではないのであまりえらそうなことはいえませんが、この価格・TRD製ということを考えると、もしかしてLFA製造を担っていた元町工場で作られているのか・・?
TRDコールセンターに問い合わせてみたけど、「TRD製品の製造場所等についてはお答えできません」てことだったので、残念ながら真相は定かではありませんが、とてもきれいなカーボン縫製・プレスであることは間違いありません。
そしてさらに驚くことにこのGTウイングは一枚のカーボン板で形成されています。
通常のGTウイングは翼端板をボルト固定していることがほとんどですが、当然重量増は避けられません。そのためこのウイングでは翼端板部分まで一体のウイングボディで形成しています。非常に高いカーボン加工技術を要するとおもわれますが、見事に美しいウイングとなっています。
価格は30万オーバーの非常に高価なものになりますが、購入すれば満足度は抜群です!
装着実感
ダウンフォース性能
高速コーナーでリアが流れることが少なくなったように感じますが、サーキット走行に関しては素人ですのであまり偉そうなことはいえません。
高速道路のレベルではそもそもリアがふらつくこともあまりありませんでしたから、通常走行での体感もはっきりとした違いはご説明できませんが、少なくともこれによって空力バランスが大きく崩れるということはありませんでした。
フロントのエアロとの兼ねあいですので、注意が必要とはおもいますが、2段階にウイング角度調整も出来ますので、ある程度は対応できると思います。
外観
超絶かっこいいです!!
どうしても自分の目標がTRDコンプリートカーの14R-60なので、それに寄せていっちゃいますね笑
でも4人乗りであって欲しかったのと、やはり基本構造として後期が優れていたという点で、後期86を買いましたが、4年かけてかなり14R-60風になってきたと思います(笑)
後方からの写真。
迫力もありながら、下品にならない、絶妙なバランスだと思います。後方視界も全く問題ありませんよ。
前方からの写真。専用品として作られているのでマッチングはバッチリです。ヤン車呼ばわりされることもないでしょう。
正面からみて。
さすがとしか言いようがないくらいボディラインに合ってますね。
専用品なので、ほぼ純正オプションかのように似合ってくれます。
僕個人の勝手な感覚としては、これがついて初めて86が完全体になったと思いました。
まとめ
性能としてはあまり評価しきれないので、私にとってはドレスアップパーツという形になってしまうのですが、非常に満足のいく商品だと思います。
もちろん価格はめちゃくちゃ高いので、おいそれと手は出ないと思いますが、86乗りの方でもこのウイングつけてる人はまだほとんど見たことありません。14Rや14R-60以外に後付でこのウイングを装着している人は少なくとも大分県ではまだ見たことありませんので、興味がある人は是非検討してみてください!
※86フルモデルチェンジ後にはいずれ生産終了となってしまうと思いますので、欲しい方はお早めに在庫を確認したほうが良いかと思います!
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最後まで読んで頂きありがとうございました!